ミュージックフェア(2016年/フジテレビ)で放送された〔Alexandros〕のコメントをご紹介します(以下に抜粋)。フェスなどでロビンとは交流があったとのことですが、イエロー・モンキーとはこのミュージックフェアで初共演となった〔Alexandros〕。再集結後に放送されたMTVの特番で、ベースの磯部寛之さんが「SO YOUNG」についてコメントを寄せられていましたが、ミュージックフェアではメンバー全員、それぞれが思い入れのあるイエロー・モンキー楽曲について語っていらっしゃいます。また、両バンドには血液型で共通点があるなど、楽曲以外の話でも盛り上がっていました。
「(『JAM』は)『ベースって、こんなに歌っていいんだな』って、『メロディ弾いていいんだな』って、感動した曲だったりしますね」
仲間由紀恵:まずは、ザ・イエロー・モンキーのヒット曲、「楽園」と「LOVE LOVE SHOW」を共演していただきましたが、吉井さん、いかがでしたか?共演されて。
ロビン:面識は前からありまして、フェスとかで。すごく可愛がっていただいてるんで…
〔Alexandros〕全員:(笑)
仲間:可愛がっていただいている?(笑)
ロビン:とても、打ち解けて、やらせていただきました(笑)
仲間:そうですか(笑)川上さん、可愛がっていただいているとおっしゃっていますが…
川上洋平:いやぁ、もう(笑)ほんっとうに、大好きな、先輩方…
軽部真一アナウンサー:このセッションは、最高でしたね!
ロビン:ちょっと、そうですよね。テレビの企画を越えたものがありましたね。確かに。
軽部:ですから、アナウンサーはこういう言葉を使っちゃいけないんですけど、「ヤバい!」と!
ロビン:ヤバい!
軽部:ヤバいですよね!今日はこの8名の皆さんに色んなトークをお伺いしていくわけなんですが、まずはイエロー・モンキー、イエモンの皆さん!愛称で呼ばせていただいてもよろしいですか?
全員:はい。
ヒーセ:いやもう、全然!
軽部:ちょっとね、〔Alexandros〕の皆さんにも確認したいんですが、「アレキ」ですか?「ドロス」ですか?
〔Alexandros〕全員:あぁ~!
川上:我々も、あんまり分かってないんですけど、どうやら、東では「アレキ」…
エマ:ほんとに?(笑)
川上:(エマに頷いて)西では「ドロス」!
ロビン:ドーナツ屋さんみたいだね。
ヒーセ:あ、なるほど、ハンバーガーチェーンとかね。
川上:(ヒーセに)そうなんです。東西で分かれています。
軽部:どっちがいいですか?
川上:まあ、「ドロス」で!
軽部:じゃあ、「ドロス」でいかせていただきます!
軽部:今日は、この二組のご出演ということで、共通点を捜してみたら、ありました!なんと、皆さんの血液型が、それぞれA型とO型の人しかおりません!
全員:おぉ~!
ヒーセ:ほんとぉ!わーお!
軽部:しかも、ボーカルのお二人は、ともにA型と…
川上:これ、僕因みに、だいぶ前から知ってました!アマチュア時代から知ってて…
ロビン:大変でしょー?
川上:それが嬉しいなって思ってて。
仲間:大変でしょ?(笑)覚えが…
エマ:(ロビンを指して)大変なんだよ(笑)
軽部:その辺の話、ちょっとお伺いしていこうかなって思うんですけど、それぞれのバンドの役割みたいなものが、性格的なものから決まっていることがあるのかどうか…ロビンさん、いかがでしょうか?
ロビン:僕がやっぱ、細かいことを気にするタイプなんで、このおおらかな3人に包まれていると、すごくラクですね。
アニー:逆に言うと、O型は優柔不断な部分があるから、A型が決めてくれたりもするんですよ。
エマ:(アニーに)ああ、それもあるね。
ロビン:確かに決まんないね。
仲間:え、決まんない…?(笑)
軽部:それこそ、4人で食事に行ったりとかする時に、「あ、さすがロビンさんA型だな」と…
エマ:モノ決めるの、早いですよ。
ヒーセ:(エマに)そうね!
エマ:メニュー決めるの、早い…
アニー:メニュー決めるの、早いですよ。
ヒーセ:楽曲のセットリストとかも、やっぱり、率先して…
エマ:あ、そうそう、そうねぇ。
アニー:悩むんですよ、こっち(アニー・エマ・ヒーセ)の3人は…「どうしようか、どうしようか」って。「じゃあ、こうしよう、こうしよう」ってロビンが決めてくれて…
軽部:例えば、鍋を囲むとか、そういう時はどうですか?
アニー:鍋(笑)。(ロビンを指して)鍋奉行!(笑)
ロビン:あの、焼肉も焼きますしね、僕!
川上:同じです!俺も鍋奉行!焼肉、絶対!
ロビン:あの、(肉を)乗せたとたんにひっくり返すやつとか見たら、ピカーンっ!(怒)って。ダメーって。
川上:オレに任せてって感じで…
ロビン:血が出てからだよ…!
軽部:川上さんもそう!
川上:そうなんですよ!
磯部寛之:洋平と鍋やった時に、俺がちょっと手伝おうとするというか、具を勝手に入れようとすると、「何でお前が仕切ってんの?」的なオーラを…
ロビン:(爆笑)
仲間:オーラを出すんですね。
川上:早いんですよ!
磯部:こっちこそ「何でお前が仕切ってんだ」って言おうとするんですけど、それを許さないオーラが出ているんですよ。
ロビン:分かる(笑)
軽部:因みに、我々(ミュージックフェア司会者)も、仲間さんがA型で、私がO型なんで、今日このスタジオはAとOしかいないんですよ!
ロビン:平和ですね!オンエアー(OA)ですね。………すみません。
仲間:あっ……なるほど…!……ふふっ。
ロビン:(画面に向かって)すみません、小寒かった?(すみません、正確に聞き取れませんでした)です。
仲間:続いてアレキの皆さんにお伺いします。イエモンさんの曲の中で、一番この曲が好き!っていうのを、ぜひ教えていただきたいんですけども。
川上:ファンとして、ちょっと答えづらい部分もありますが、そうですね、「BURN」というか…
ロビン:ほお。
川上:一番最初に知った曲は「楽園」という曲で、今回やらせていただいた曲なんですけど、僕そん時、海外に住んでたんですよ。そん時にイエモンの存在を知って、で、日本に帰ってきて、中学校3年生だったんですけど、ま、イジメとかにあって、辛い時期、助けてもらった曲でもあるんですよ。
軽部:ちょうどこの曲(「BURN」)、シリアスな学園ドラマの主題歌でも…
川上:そうなんですよ!そうそう、それで同じ、境遇な感じの曲で…
ロビン:へぇ~!
川上:ずーっと、歌ってましたよ!
仲間:白井さんはいかがですか?
白井眞輝:僕はですね、「JAM」という曲なんですけど…
軽部:はい!
仲間:はい!
白井:軽音楽部だったんですね、高校の時。で、今ギターなんですけども、その時ベーシストで。で、軽音楽部に入って最初に弾いた曲なんですけども、ベースラインがほんとに、すごいカッコよくて…
ヒーセ:(お辞儀して)ありがとうございます。(下を出してアタマを掻いて照れる仕草)
ロビン:(ヒーセに)「てへ」やるな!
白井:スローバラードなんですけど、すごいベースが歌ってて、「ベースって、こんなに歌っていいんだな」って、「メロディ弾いていいんだな」って、感動した曲だったりしますね。
ヒーセ:ありがとうございます。
ロビン:泣きそうになってるやん!(笑)
仲間:庄村さんはどうですか?
庄村聡泰:はい、「MY WINDING ROAD」。
イエロー・モンキー全員:おぉ~!
庄村:ミュージックビデオで、真っ赤なバックにビシッと決めた吉井さんが、演説台に立ってる…
ヒーセ:ああ~!はいはい!
庄村:そういうミュージックビデオだったんですけど、ちょお~カッコよくて…
ロビン:そこか!(笑)
庄村:すごい、衝撃的だったのを覚えてますね。
仲間:磯部さんはいかがですか?
磯部:はい、俺はもう、「SO YOUNG」です!洋平と若干、被るところがあるんですけど、僕、高校直前にアメリカから帰国して、ま、色々あるんですけど、馴染む…帰ってきてこう…とかっていう混沌とした状況の中で、「SO YOUNG」を聴いた時に、俺、今でも聴くと、そん時の匂いとかが蘇ってくるんですよ。そのぐらい、楽曲が、その時染みわたっていた感じがあって…
イエロー・モンキー全員:(話を聞きながら頷く)
磯部:これ以外は思いつかなかったです。「SO YOUNG」です、はい。
軽部:こうやって、皆さんが多感な時期に、イエモンの楽曲と共にあったんだと。
川上:そうですねぇ。
軽部:そして、今ミュージシャンとしてこうやって活躍してるっていうのは、いいお話ですよね!
ロビン:(「SO YOUNG」は)僕らは僕らなりに、すごく夢中で作ってた楽曲でしたし、僕らもちょうど1年で113本という過酷なツアーをやっている時の、終わるころのね。ニューヨークに行って、すごいその時の空気があるので、多分それが伝わったのかなあ、とか…音楽家同士の、感じるものがあったんじゃないかと、思いましたよね。
仲間:はい、それではここで、イエロー・モンキーの皆さんに歌っていただきます。どんな曲を歌ってくださいますか?
ロビン:はい、もうまさにその「SO YOUNG」を……何かちょっと恥ずかしいね(笑)
磯部:いやもう、(立ち上がって4人の方を向いてお辞儀しながら)本当にありがとうございます。
イエロー・モンキー全員:(お辞儀し返しながら)いえいえ。
ロビン:でもやっぱり、最後のサビで「SO YOUNG」って言うまでのあそこは、未だにこみ上げますね。何か知らないけど…
エマ:色々思い出すしね。
磯部:(頷く)
ミュージックフェア(2016年/フジテレビ)