ジーン・シモンズさん(KISS)が語るイエロー・モンキー

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ジーン・シモンズ‗myiemon_イエローモンキーロッキンf(1995年/立東社)に掲載された、ヒーセとの対談におけるKISS・ジーン・シモンズさんのコメントをご紹介します。現在も変わらずKISSARMYで、ジーン・シモンズさんを師匠と呼ぶヒーセが初めてご本人と対談されたこの時、既にジーン・シモンズさんはイエロー・モンキーの存在を知っていらっしゃいました。その後もヒーセとの交流は続き、2013年の来日時にはTVやラジオで日本のロックバンドとしてイエロー・モンキーの名を挙げられています。またイエロー・モンキーも、KISSの日本版トリビュートアルバム「地獄の賞賛」で、「SHOUT IT OUT LOUD」を完コピしています。

 

オレは、イエロー・モンキーを知っているよ。アルバムも持っているし、ビデオも観たことがある。すごくクールだね。

ジーン・シモンズ:今、とてもヒドイ風邪をひいてるんで、オレに近づくとキミも伝染ってしまうぜ。キミはイエロー・モンキーのメンバーだよな?オレは、イエロー・モンキーを知っているよ。アルバムも持っているし、ビデオも観たことがある。すごくクールだね。

HEESEY:えっ、本当に?ありがとうございます。キッスのマニアは世界中にいて、日本にもYOSHIKI(X JAPAN)以外にも、プロ・アマ問わず数多くのミュージシャンがあなたたちの影響を受けているわけですけど、ボクが彼らの代表として、あなたと対談できることをとても光栄に思います。

ジーン:(日本語で)ドーモ。

HEESEY:76年以来、あなたはボクのロックの先生で、77年に放送されたNHKの「ヤング・ミュージック・ショウ」という番組を観て刺激されて、ロックというものを知る以前にキッスを知ってたんです。血を吐いたり、火を吹いたりしている怪物のようなあなたがプレイしている楽器がやりたくて、ベースを選んで、それがやっと形になって、こうして今デビューできたわけなんですよ。

ジーン:そう言われるのは、とても嬉しいことだよ。金のためにやっている仕事なら、こんなことを言われることはないからな。

ジーン:(「THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE」を手に取り)このアルバムって2年前に出したヤツだろ?オレが持ってるのはこのアルバムだよ。

HEESEY:エッ?本当に?(イエロー・モンキーのツアーパンフレットに見入るジーンに)これは日比谷の野音の時の写真です。

ジーン:キミにはたくさんのカワイイ女のコのファンがいるようだな(笑)

HEESEY:いや~、あなたほどではないですけど(笑)

ジーン:(たまたま部屋に入ってきたポール・スタンレイに)なあ、ポール、彼のブルー・モンキーというバンドが…。

HEESEY:あの“イエロー”ですけど……。

ジーン:ああ、ゴメンゴメン。風邪であまり調子がよくないんで許してくれよ(笑)で、そのイエロー・モンキーが武道館でライブをやるそうなんだ。

ポール:そいつはグレイトな話じゃないか!

HEESEY:あっ、ポールもサインをお願いします。最後に、握手をしていただけますか?

ポール:うん。グッド・ラック!

ジーン:キミの幸運を祈っているよ。お互いガンバろう。ドーモ・アリガトー!

ロッキンf(1995年/立東社)より抜粋
取材:金澤隆志/撮影:山田晋也

※このインタビューは「ロッキン・トーク・カフェ スーパー・ロック対談セレクション」 に再収録されています。

<記事内で登場した作品>

地獄の賞賛 ~KISS トリビュート・イン・ジャパン

※イエロー・モンキーによる「SHOUT IT OUT LOUD」収録