金子ノブアキさんが語るイエロー・モンキー


V.I.P(2017年/スペースシャワーTV)で放送された、RIZE・金子ノブアキさんのコメントをご紹介します。金子さんは2009年に発売されたイエロー・モンキーのトリビュートアルバムに「離れるな」のカバーで参加。ロビンとは、2005年に行われたyoshii lovinson名義時のライブツアーにドラマーとして参加したことで交流が始まり、ご自身のソロ活動に影響を受けたとして「吉井さんは恩人」と語られていてます。吉井和哉名義時の「バッカ」のミュージックビデオにも出演されました。この番組ではイエロー・モンキーの「友達」として、好きな3曲を紹介しています。

ザ・イエロー・モンキー25周年、おめでとうございます。金子ノブアキです。

(金子ノブアキが選ぶTHE YELLOW MONKEY好きな曲ランキング)

第3位は…「SO YOUNG」にしようかなと思います。当時、それこそ吉井さんとツアーを回った時は、僕は20歳過ぎで…あの曲の持ってる色んなミーニングとか、そういうのが全然分かんなかったんですけども、一番僕の中で響きが変わってきてる曲かなーとは、この曲の真意がどこにあるのかは本人達のみぞ知ることだとは思うんですけど、バンドの持ってる魅力とか凄みというか、器の大きさというか、そういうのを改めて感じた1曲ですね。

今日の第2位は…「楽園」かな?初めて僕がイエロー・モンキーを認識した曲で…遅えよって言われるかもしれないですけど(笑)日本のバンドであそこまで、いわゆるサウンド作りから向こう(海外)のバンドに近づけて王道を行ってるっていうのは、めちゃくちゃ新鮮だったのは、当時から覚えてますね。

最後に第1位ってことですが、「離れるな」って曲がありまして。イエロー・モンキーが止まっている間にトリビュート盤が出たんですけど、参加させてもらって、「離れるな」をカバーして。当時は解散状態だったので、禁じ手を使ってやれってオリジナル音源をサンプリングして(笑)そっから始めるってのをやっちゃったもんですから(笑)。初めてイエロー・モンキーの曲を分解するわけですよね。どうなってるのかってのを、コードから何から全部を解体してみたのが、あの曲だったので。その後の僕、曲作ったりとかも、少なからず無意識のうちに…パクリじゃないですよ!影響が(笑)、オマージュが出てるんじゃないかなって。これが僕の中で1位っていうか、1番深い曲だっていうのは、ずっと変わらないと思います。お世話になりました、ありがとうございました。ということで、イエロー・モンキーデビュー25周年、本当におめでとうございます。金子ノブアキでした。ありがとうございました。

V.I.P(2017年/スペースシャワーTV)より