THE YELLOW MONKEY結成20周年記念アーカイヴス(2009年/スペースシャワーTV)で放送された、THE BACK HORN・ドラムの松田晋二さんのコメントをご紹介します(以下)。
THE BACK HORNはのメンバー3人は、過去にそれぞれイエロー・モンキーをコピーしていてファンを公言、2009年のトリビュートアルバムでは「球根」のカバーで参加しました。
特に松田さんはロビンと親しく、「先輩と可愛がっている後輩」(ラジオ等のロビンの発言より)として交流。また、ロビンが作詞・作曲を手がけた楽曲を収録したKinki kidsのニューアルバム「N album」に、松田さんも参加されています。
「『生と死』観ってものが、すごい匂ってくるんですよね。うん。隠れて匂ってくるってのが、一番、グッとくる感じというか」
生きながら「生きていく」ってことを証明し続けたバンドなのかなと思うんですね。なんか、やっぱりこう、バンドって組んでる自体で奇跡なもんだと思っていて。まあ、自分もそうやってるから思ってるのかもしれないんですけど。いつ壊れてもおかしくない状態に、常にいると思うんですよ。誰か一人がいなくなったら、もうその瞬間生まれないし。常に「生きる」っていうことを、自分たちの活動の全部を含めて、伝えていっているようなバンド…かなーと、思いましたね。
「俺たちはこうあるべきなんだ」っていう、そのもがいてる感じとか。「生と死」観ってものが、すごい匂ってくるんですよね。うん。隠れて匂ってくるってのが、一番、グッとくる感じというか。「性」のこととか、「せい」ってあの、性欲とかの「性」のこととか、そういう一見、歌なのかなーと思いきや、実はそっから、その管からすごい、「生と死」というテーマだったりとか、「生命の神秘」観みたいなとこに、こう繋がっていく管があって、それがすごい…すごいなあと思って、聴いてましたね。
THE YELLOW MONKEY結成20周年記念アーカイヴス(2009年/スペースシャワーTV)より
<記事内で登場した作品>
THIS IS FOR YOU~THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM