これが世界のビッグヒットだ!(1998年/NHK BS2)で放送された、エレファントカシマシ・宮本浩次さんのコメントをご紹介します。ロッキング・オンの渋谷陽一さん司会の、1998年のイギリスのロックシーンを特集する番組に、宮本さんとロビンがゲストで出演。宮本さんは、この番組でロビンと初対面だったとのことで(冒頭で宮本さんが「はじめまして」とおっしゃっていました)、VTRへのコメント中、ロビンへの質問を通じてイエロー・モンキーの印象を語られていました。
「イエモンさんは、日本的なメロディーなんかも感じてたもんだからね」
宮本浩次:洋楽へのコンプレックスみたいなのって、ありますか?
ロビン:ありますよね。
宮本:あ、そうですか!…そうかあ…
渋谷陽一:(宮本さんに)ないですか?
宮本:いや、実は僕こないだ、吉井さんに「イエロー・モンキーなんか洋楽コンプレックスなさそうじゃない?」って言った後にね、考えてみれば、勝手なこと言っちゃったなと思って。あるんだね。
ロビン:ありますよぉ!
宮本:ほら、なんかこうさ、渋谷さんくらいの世代の人だと、もっとすごいコンプレックスあったじゃない。レッド・ツッェペリンとか、ものすごいグループがいっぱいいたからね。そうかあ…
渋谷:宮本さんはないんですか?
宮本:いや、俺がないから、勝手に吉井さんもないんじゃないかと思ってね。要するに、メロディーの感じとか、さっき(ロビンが)演歌っておっしゃったけども、イエモンさんは、日本的なメロディーなんかも感じてたもんだからね。こりゃ、失礼しました!
ロビン:いやいや、ありますよ。
これが世界のビッグヒットだ!(1998年/NHK BS2)より