M.Y.さん(ファン歴25年)とイエロー・モンキー

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イエローモンキー‗インタビュー‗2-1-1

★ザ・イエロー・モンキーファン歴:25年

★ザ・イエロー・モンキーの1曲は:PUFF PUFF

★貴方にとってザ・イエロー・モンキーとは:音楽

お昼の放送で『SUCK OF LIFE』が流れた瞬間、世界が止まった

―今日は2ndアルバムEXPERIENCE MOVIEを持ってきていただきましたが、こちらがイエロー・モンキーと出逢ったきっかけですか?

「はい、実は私、このアルバムを人生で2回買ってるんですよ」  

―え!どうして?(笑)  

「最初は中学1年の時、当時お付き合いをしていた彼…実は今、知る人ぞ知る某ハードコア系バンドのボーカルなんですけど(笑)、その彼にプレゼントしたんです。彼のリクエストで」

―じゃあ、彼の方が先にファンだったんですか?

「そうなんです、その時まだ私はイエロー・モンキーの存在すら知らなくて…バンド名と、彼がメモ用紙に描いてくれたジャケットの絵だけを頼りにレコード屋へ行って(笑)しかも表記が英語だったので洋楽だと思い込んで洋楽コーナーのT列とY列を必死に探し回ったくらいで(笑)それくらい無知だったんです」  

―確かに、中学生ぐらいで音楽にもあまり興味がなかったら英語表記=洋楽のイメージかもしれないですね。しかも…このジャケット…(笑)

「そう、このジャケット!白背景の右上に額縁があってそこに外人の女みたいな男が描いてあるやつって真面目に説明されました(笑)」  

―外人の女みたいな男…(笑)  

「で、そのあと放送委員だった彼がお昼の放送で2ndをかけてくれたんですよ。その時に聴いた曲がなんとなく気になって、あとで彼に訊いたら『SUCK OF LIFE』だったという…(笑)」  

―お昼の放送で「SUCK OF LIFE」って、マニアック過ぎますね(笑)  

「今思えばそうなんですけど、初めて聴いた時は歌詞も全部は聴き取れなかったですし(笑)曲的にはお昼の放送でもそんなに違和感がなかった気がします。でもお昼の時間っていつもは賑やかなのにその瞬間だけ私の中では世界が止まったような感覚で。完全にノックアウトされましたね」  

―それはまた強烈な出逢いでしたね(笑)確かにお昼の放送でさらっと流れる感じだと歌詞まではっきり分からなさそうだし、曲自体はポップですもんね。

「で、そのあと彼から2ndを借りて『PUFF PUFF』にまたやられると言う(笑)なんてすごいバンドなんだと…」

―え、「PUFF PUFF」!?

「はい、『PUFF PUFF』最高ですよね(笑)吉井さんの唄い方も最高ですし、あの尺にしてあの存在感は半端ないですよ。あの短い1曲に哀愁とかエロスとかイエロー・モンキーらしさがぎゅっと詰まっているような気がするんです。あと“気付くのが遅いシーラカンス”ってフレーズが大好きで、“後悔先に立たず”の代わりに今でもよく使います(笑)」

―「PUFF PUFF」が一番好きって人、初めて出逢った(笑)

「はい、周りのファンの子にもいつも笑われます(笑)もっと他にもあるよねって。もちろん他にも『遥かな世界』とか『GIRLIE』とか、好きな曲やフレーズはいっぱいありますし、むしろ好きじゃない曲を探す方が難しいので。意外に知られていない名曲ってことで私はいつもこの曲を挙げています(笑)」 

―確かに、1曲には絞れないですよね…。

隣の席でヒーセがカラコンを試着していた

―今日はもうひとつ楽園のパネルを持ってきていただいたんですけど、このヒーセのサイン…もしかして直筆!?

「はい、高校生の時、ヒーセに直接書いてもらいました(笑)」 

(M.Y.さんがもらったヒーセのサイン入り「楽園」のパネル)

―え! そのエピソードも教えてください(笑)

「当時カラコンがちょっと流行っていて。私も紫のカラコンが欲しくて学校帰りに新宿の某メガネ屋さんにカラコンを作りに行った時のことなんですけど」

―某メガネ屋…何処だろう?(笑)

「それは…秘密です(笑)で、まだ度が入っていないカラコンを試しに着けてみましょうってことになって、試着室の鏡越しにふと横を見たら…隣の席にヒーセが座ってたんです(笑)」

―なんですか、そのシチュエーションは(笑)

「嘘みたいですよね、隣でヒーセも茶色のカラコンを試着してました(笑)」

―えー、すごい!

「しかも運良く、その時たまたま馴染みのレコード屋さんからこのパネルを回収した帰りで。更にイエロー・モンキーが載っている音楽雑誌も数冊持っていて、ヒーセもかなり驚いてましたけど(笑)鞄からチラッとイエロー・モンキーのロゴが見えてたみたいで、『いつ言われるかと思ってた』って笑いながら、それ全部に快くサインしてくれたんです。雑誌に載っている自分を矢印して『←俺』って書いてくれたり」 

―羨まし過ぎる!(笑)

「私も今でも信じられません(笑)何よりそんなヒーセの優しさと親しみやすさに感動しました。それまでは吉井さんが大好きだったんですけど(笑)それ以来、すっかりヒーセファンになって。ライブでもヒーセコールに一番力を込めてましたね(笑)」

―ヒーセはプライベートでもあのまんまなんですね(笑)では次に、思い出に残っているライブはありますか?

「そうそう、その同じ年に演った紫の炎ツアーで、まさかの最前ど真ん中を当てたんですよ。それだけでも奇跡だったのに、更にその後、その時の自分の写真が某音楽雑誌にでかでかと載ったんです(笑)あれは今でも忘れられません」

―紫の炎ツアーだと97年ですね、私が出逢った年だ(笑)すごい、その年、正にイエロー・モンキーイヤーですね。

「ええ、私はあの年にイエロー・モンキーに関する一生分のツキを使い果たした気がします(笑)お陰であとのことはあまりよく憶えてません(笑)」

―十分羨ましいエピソード持ち過ぎですから(笑)では最後に一言、貴方にとってイエロー・モンキーとはズバリ、何でしょう?

「一言…そうですね、音楽…かな?」

―音楽?

「私、普段は音楽を殆ど聴かないので…イエロー・モンキーと出逢って音楽というものに興味を持って、今でも飽きることなくイエロー・モンキーばっかり聴いていて。私の中で音楽って言ったらイエロー・モンキーのことなんです(笑)イエロー・モンキー=音楽(笑)」
 
―イエロー・モンキー、偉大ですね…!(笑)今日は貴重なお話をどうもありがとうございました。